論文対策|憲法

論文対策|憲法第114問

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問題
Q、法廷におけるメモ採取は認められるか。

▼答え

1、これについて情報摂取が人格形成、表現の前提であるという点で21条から保障されるところ、メモ行為は摂取した情報を記録するという点で情報収集に資するので、同様に21条から保障されるとする考えもある。
2、確かに情報摂取を補助するものである以上、21条1項の精神に照らして尊重されるべきであるが、メモ行為は裁判の内容を認識するための補充行為にすぎず、表現や情報摂取に直接必要なものでもない。よって21条で直接保障されているとまではいえない。
それゆえ制限に厳格な基準は必要ない。
しかし対立利益は訴訟の公平かつ円滑な運営なのであるから、それを害するような特段の事情がない限り、妨げられないと解すべきである。


 

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