論文対策|行政法

論文対策|行政法第38問

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問題
Q、適法な住民監査請求をしたが、監査委員によって不適法却下された場合、住民訴訟(自治法242)を提起できるか。

▼答え

1、住民監査前置主義の趣旨は、まず監査委員による監査の機会を与えることで、違法不当を地方公共団体の自治的、内部的処理によって予防是正させることである。
2、そして適法な監査請求をした以上、監査委員による監査の機会は与えられているのだから、上記趣旨は満たされている。
3、よって不適法却下されたとしても、適法な監査請求を経た以上、住民訴訟を提起することができる。


 

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