論文対策|民法

論文対策|民法第434問

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問題
Q、714条の反対解釈から未成年者が責任能力を有する場合には、監督義務者は責任を負うことはないのか。

▼答え

①714条が責任無能力者の不法行為について監督責任を認めたのは、被害者保護の観点から、立証責任を転換した。
②よって監督義務者の責任をこれに限定する趣旨ではなく、一般不法行為責任も生じる。
③以上から、監督義務者の義務違反と、未成年者の不法行為結果とのあいだに、相当因果関係があれば、709条から監督義務者に責任を問える。


 

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