論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第115問

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問題
Q、代位訴訟の判決確定後に、代位債権者の被保全債権の不存在が明らかになった場合の処理。

▼答え

既判力が拡張されるのは、訴訟担当の訴訟追行による実質的利益帰属主体の代替的手続保障の確保にあるが、被保全債権が不存在な以上、訴訟担当者としての当事者適格を欠き、拡張の前提を失う。よって被保全債権の不存在を証明すれば既判力の拡張を排除することができる。


 

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