平成25年(憲法)

予備試験【短答】過去問|憲法平成25年第6問|解説番号92

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憲法92問目(予備)

問題

憲法第31条が行政手続にも適用されるべきかどうかについて、①同条が行政手続にも適用されると解する説、②同条が行政手続にも準用あるいは類推適用されると解する説、③同条が行政手続には適用されないと解する説がある。これらの見解に関する次の記述の正誤は?


不適用説は、行政手続の適正さについて、憲法第31条からはその文言上これを導き出すことはできないが、憲法第13条など他の規定から導くことは可能であるとする。

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解答

解説

不適用説も、行政庁による無制限の行政手続を認めるわけではありません。その場合、行政手続を制限する根拠として、13条が使われます。

参照

▼ 参考条文・判例

【憲法13条】
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

▼ 魔法の言葉

名言


人生の唯一の意義は、人のために生きることである。


~トルストイ~

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