刑訴162問目(予備)
問題
公訴時効の根拠に関する下の【見解】につき、下の記述は正しいといえるか?
【見解】
Ⅰ.時間の経過により犯罪行為の可罰性が消滅するので、訴追の対象としない。
Ⅱ.時間の経過により証拠が散逸し、公正な審理を行うことができなくなるので、訴追の対象としない。
Ⅲ.時間の経過により長期間訴追されなかったという被告人の法的地位の安定を図る必要があるので、訴追の対象としない。
Ⅱの見解に対しては、法改正により、公訴時効の期間が延長された場合、特別の定めを置かない限り、既に行われた犯罪行為に対し、新法を適用することができないとの批判がある。
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