論文対策|行政法

論文対策|行政法第64問

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問題
Q、申請後の処理が遅延したことが違法となる条件

▼答え

まず不当に長期間処分がされない場合、申請者が精神的な損害を受けることから、それを回避する条理上の作為義務がある。そしてその作為義務に違反するといえるためには、
①客観的に処分のために必要と考えられる期間内に処分ができなかったこと、
②それに比してさらに長期間にわたり遅延が続き、
③かつそのあいだ処分庁として通常期待される努力によって遅延を解消できたのに、それを回避するための努力が尽くされなかったこと。
が必要。


 

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