論文対策|憲法

論文対策|憲法第63問

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問題
Q、違憲審査基準

▼答え

・当該区別が合理的といえるか否か。
1、14条1項後段列挙自由による差別。(特に歴史上差別されてきたもので、不合理と推定される。)
①立法目的が必要不可欠、②手段が必要最小限度
※(性別、社会的身分、門地について、目的重要、手段との実質的関連性をあげる関係もあり。)
2、精神的自由・関連する自由(選挙権など)についての差別。
①立法目的が必要不可欠、②手段が必要最小限度
3、経済的自由の消極目的規制
①目的が重要、②手段とのあいだの実質的関連性
4、経済的自由の積極目的規制
①目的正当、②手段とのあいだの合理的関連性
※判例は14条1項後段の列挙自由は、例示に過ぎないとした上で、14条1項は合理的根拠がない差別を禁止する趣旨と解し、①目的正当、②手段との間の合理的関連性で処理しようとする。
→これに対しては対象となる権利に関係なく同じ判断基準とするのは大雑把すぎると批判して、権利の性質ごとに考える上の説を述べるべき。


 

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