論文対策|民法

論文対策|民法第180問

投稿日:

問題
Q保険金請求権を質入れした債権者と、抵当権による物上代位の優劣。

▼答え

①差押が物上代位の要件とし、差押えと質権の対抗要件の先後、とする考えもある。
②しかし物上代位は抵当権の当然の効果であり、その可能性は登記で公示されている。差押を要求した趣旨は、二重弁済の危険から第三債務者を保護する趣旨にすぎない。
∴質権の対抗要件と、抵当権の対抗要件の具備の先後で決するべき。


 

次の問題へ >

< 前の問題へ

-論文対策|民法
-

Copyright© マイシホ , 2024 All Rights Reserved.