論文対策|民法

論文対策|民法第6問

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問題
Q、善意の取得者からの悪意の転得者

▼答え

①善意の者を介在させることで不当に利益を得る悪意者の存在を考えると、相対的構成とも思える。
②しかし相対的構成だと、取り戻された転得者が、善意取得者に担保責任(561)を追及できてしまい、善意者保護の趣旨に反する。(必要性)
③また失踪者は善意の第三者に目的物が渡った段階で取り戻しを断念すべき地位にいる。
∴いったん善意の第三者が権利者となった以上、悪意の転得者も権利取得する。


 

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