論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第158問

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問題
Q、抗弁として弁済を主張した場合に、裁判所は原告の主張なくともその弁済が他の債権の弁済に充てられたと認定できるか。

▼答え

当事者が不利益を被るのはそう認定されたからではなく、弁済と訴求債権の結びつきという主要事実を証明できなかったため。他の債権の弁済に充てられたという事実は、その主要事実を否定する間接事実にすぎず、間接事実には弁論主義が及ばないのであるから、裁判所は自由に認定できる。


 

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