論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第166問

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問題
Q、自白の要件としての「不利益な事実」とは。

▼答え

1、これについて相手方が証明責任を負う事実を認めた場合に限るとする考えもある。
2、しかし自白の効力の根拠を弁論主義から派生する自己責任の原則と、相手方の信頼保護に求める以上、自己が証明責任を負う事実を否定する陳述を相手方が援用した場合も自白の成立を認めるべきである。
3、よって、その事実に基づく判決が自分にとって全部または一部敗訴を意味する場合に、自白は成立すると解する。


 

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