論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第228問

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問題
Q、基準時前の事情を提出する期待可能性がなかったとしても、遮断効を認めるべきか。

▼答え

1、これについては期待可能性がなかった場合には遮断効を認めないという考えもある。
2、しかし①期待可能性の有無の判断基準が明確に立てられない、
②紛争解決についての相手方の利益にも考慮する必要がある、
③再審事由によれば、犯罪行為によって提出できなかった場合にすら再審の訴えを経なければ遮断される、
④あまりに酷な場合には再審の訴えで救済を図ることが出来る
ということがいえる。よって期待可能性によって遮断効に差を設けるべきではない。


 

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