ゆきっくまんの記事

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第238問

問題 Q、明け渡しまでの賃料相当額の請求を認める判決が確定した後の、増額請求が認められるか。 ▼答え 適正な賃料額との差額については、前訴で主張立証することができなかったのであり、これを除外する趣旨で ...

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第237問

問題 Q、損賠請求が認められた後に発生した後遺症による損賠を後訴で請求できるか。 ▼答え 1、これについて基準時後の事由とする考えもある。しかし原因事実は基準時前に存在しているのであるから、この考えを ...

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第236問

問題 Q、手続要件の欠缼から前訴で手形金請求が棄却された場合、白地を補充して再訴できるか。 ▼答え 白地は手形金請求について明白かつ致命的な瑕疵であり、前訴で補充することは容易にできたし、またすべきで ...

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第235問

問題 Q、限定承認により相続財産の限度で支払えという判決が確定した後に、以前からあった法定単純承認行為を主張できるか ▼答え 1、前訴の訴訟物は債権の存在・範囲であるが、限定承認についても審理判断され ...

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第234問

問題 Q、前訴で敗訴した債務者が、執行異議の訴えでその債務につき限定相続を主張することは許されるか。 ▼答え 1、これについて限定承認が債務の存否でなく、執行段階の問題であることから主張を許すという考 ...

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第233問

問題 Q、解除権についてはどうか。 ▼答え 解除権は契約に付着した瑕疵ということはできない。しかし契約関係に伴う契約解消制度であり、契約関係などが全くない相殺などよりは取消権に近いと考えられる。 よっ ...

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第232問

問題 Q、買取請求権が行使された場合、前訴の建物収去土地明渡請求権の執行はどうなるか。 ▼答え 建物が原告所有となる以上、請求異議の訴えがその限りで認容され、建物退去土地明渡しの限度で執行が可能となる ...

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第231問

問題 Q、建物買取請求権はどうか。 ▼答え 1、この請求権は、土地明渡請求権の発生原因に内在する瑕疵に基づくものではなく、別個の制度目的・原因に基づいて発生する権利である。 2、それに相手方の主張を認 ...

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第230問

問題 Q、相殺権についてはどうか。 ▼答え 1、相殺は訴求債権に付着する瑕疵ではない。 2、相殺は自己の債権を犠牲にするもので、訴訟で常に主張しておくべきとすることは酷である。 3、よって相殺権につい ...

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第229問

問題 Q、基準時前に存在した取消権は、既判力によって遮断されるか。 ▼答え 1、権利に付着した瑕疵として取消権が基準時前に存在した以上、それを行使する手続保障は与えられていたので既判力による遮断が認め ...

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