ゆきっくまんの記事

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第158問

問題 Q、抗弁として弁済を主張した場合に、裁判所は原告の主張なくともその弁済が他の債権の弁済に充てられたと認定できるか。 ▼答え 当事者が不利益を被るのはそう認定されたからではなく、弁済と訴求債権の結 ...

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第157問

問題 Q、法的観点指摘義務が認められるか。 ▼答え 法適用は裁判所の職責である。 しかし法律構成によって当事者の事実の主張は異なってくるため、不意打ちを防止する必要がある。 さらにその法律構成に即した ...

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第156問

問題 Q、信義則違反の点につき釈明義務を負うか ▼答え それまでの訴訟経過から予測困難な法律構成をとる場合には、反論と反証の機会を与えるべきであり、それは信義則違反の場合も同様。   次の問 ...

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第155問

問題 Q、釈明義務違反は上告理由となるか。 ▼答え 義務違反は違法であり、上告理由となるが、法律審である上告審では事実の資料収集の問題については謙抑的であるべき。またむやみな破棄差し戻しで時間的な負担 ...

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第154問

問題 Q、釈明義務が存するか。 ▼答え 条文上は「できる」とされているが、弁論主義による自己責任の弊害を是正し、公平、適正な裁判を行うことで裁判に対する国民の信頼を保護するという釈明権の趣旨からは、一 ...

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第153問

問題 Q、過度の釈明がされた場合に、その判決は上級審で取り消しえるか。 ▼答え 釈明を受けた当事者の利益を保護する必要から、取り消せないと解する。   次の問題へ > < 前の問題へ

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第152問

問題 Q、積極的釈明が許される場合はどのような場合か ▼答え ①別個の法律構成なら請求が認容され、 ②紛争の抜本的解決が期待できるのに、 ③誤解か不注意で主張しない場合。   次の問題へ > ...

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第151問

問題 Q、主張事実と認定事実の多少の食い違いは認められるか。 ▼答え 被告の防御権を不当に害するなどの事情がない限り、社会観念上同一性が認められる範囲で認定が許されると解する。(辰巳では①当事者の合理 ...

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第150問

問題 Q、公知の事実についてはどうか。 ▼答え 公知の事実も条文上は証明を要しないとされているだけであり、不意打ちという観点からは要件事実である限り主張責任を認めるべきである。 もっとも弁論の全趣旨か ...

論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第149問

問題 Q、過失相殺について弁論主義はどう適用されるか。 ▼答え 弁論主義には不意打ち防止という作用もあるところ、過失相殺は損賠額の減少という、権利義務への直接的影響が存する。よって不意打ち防止のため、 ...

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