ゆきっくまんの記事
論文対策|民事訴訟法第58問
問題 Q、権利能力なき社団と同様に、民法上の組合にも当事者能力が認められるか。 ▼答え 権利能力なき社団に比べ、個人の権限が強く、団体的色彩が薄いことから問題となる。 これについては①社団と組合の区別 ...
論文対策|民事訴訟法第57問
問題 Q、入会団体の代表者が訴訟追行するための条件。 ▼答え 規約等において必要とされる手続によって、不動産処分の授権をされることが必要。 なぜなら判決の効力は構成員全員に及び、敗訴の場合は総有権を喪 ...
論文対策|民事訴訟法第54問
問題 Q、訴え提起前に死亡したが、相続人が死者名義で応訴している場合の処理。 ▼答え 相続人への任意的当事者変更が可能で、信義則上、相続人はそれまでの訴訟結果帰属を拒否できない。 判決が確定したときも ...
論文対策|民事訴訟法第53問
問題 Q、死者を当事者とする訴訟の処理 ▼答え 上記の理由から実質的表示説をとる。 その結果死者が当事者とされた場合には、訴訟要件を欠くため訴え却下となる。判決が出ていた場合は無効。 他の表示から相続 ...
論文対策|民事訴訟法第52問
問題 Q、判決後に判明した場合の処理 ▼答え 1、冒用者が当事者とされた場合 判決の部分的変更、更正(?) 2、被冒用者が当事者とされた場合 判決効は被冒用者に及ぶが、上訴、再審で取り消しうる。 &n ...
論文対策|民事訴訟法第51問
問題 Q、判決前に氏名冒用が判明した場合の処理 ▼答え 1、冒用者が当事者とされた場合。(実質的表時説からは、稀。) 表示の訂正。 2、被冒用者が当事者とされた場合。 原告冒用の場合は訴え却下。(無権 ...
論文対策|民事訴訟法第50問
問題 Q、氏名冒用訴訟の処理 ▼答え ①訴訟は手続きの積み重ねであるから、手続開始の時点で当事者を明確に定める必要がある。 ②もっとも訴状の原告氏名欄だけに依拠すればよいというのは、硬直的で冒用訴訟に ...
論文対策|民事訴訟法第49問
問題 Q、訴状に表示された者を、後に当事者として確定された者に変更する手続。 ▼答え 1、両者が同一人格である場合 =表示の訂正 2、別人格である場合 =任意的当事者変更 次の問 ...