ゆきっくまんの記事
論文対策|民法第198問
問題 Q抵当権侵害について不法行為責任を問うことができるにおける「損害」とは。 ▼答え ∴侵害により目的物の価値が減少し、現実に被担保債権の満足が得られなくなったこと。 次の問題へ > ...
論文対策|民法第197問
問題 Q設定者が賃貸借契約など占有権原を設定して引き渡した占有者に明渡請求できるか。 ▼答え ①設定者は通常の使用収益権を有する。 ②もっとも抵当不動産を適切に維持管理することが求められており、抵当権 ...
論文対策|民法第196問
問題 Q不法占有者に対する明渡請求ができるか。 ▼答え ①抵当権は非占有担保であるから、認められないとも思える。 ②しかし不法占有者がいる場合、希望者が現れにくくなり、売却価値が下落する。(抵当権侵害 ...
論文対策|民法第195問
問題 Q抵当権設定者に対する妨害排除請求の可否 ▼答え ①抵当権の本質は目的物の交換価値を把握することであり、通常の使用収益権は設定者にある。 ∴通常の使用収益の範囲を超える場合は抵当権侵害となる。 ...
論文対策|民法第194問
問題 Q抵当権侵害における侵害の判断基準 ▼答え ①抵当権は目的物の全部について成立する(不可分性) ∴目的物の価値減少があれば足り、残存する交換価値が被担保債権を下回る必要はない。 次 ...
論文対策|民法第193問
問題 Q一方が共有であったときの処理 ▼答え 1、土地が共有物であったとき ①法定地上権を認めると土地の価値が下落し、共有者が不測の損害を被る。 ∴法定地上権成立せず。 2、建物が共有物であったとき ...
論文対策|民法第192問
問題 Q抵当権設定時に土地建物が同一所有者であったが、登記上の表示が異なっていた場合。 ▼答え ①抵当権設定をしようとするものは現地調査をするのが通常であり、真の所有者を調査することが容易。 よって法 ...
論文対策|民法第191問
問題 Q一番抵当権設定時、土地建物の所有者が異なっていたが、二番抵当権設定時には同一人所有となった場合。 ▼答え 1、建物に抵当権が設定されていた場合。 ①法定地上権を認めても、担保価値は下落せず、一 ...
論文対策|民法第190問
問題 Q抵当権設定当時、土地と建物の所有者が異なっていたが、競売までに同一人に帰属した場合はどうか。 ▼答え 1、土地に抵当権が設置された場合 ①法定地上権が成立しないことを前提に担保価値を評価したは ...
論文対策|民法第189問
問題 Q抵当権設定当時同一所有者に属していたが、その後一方が譲渡された場合、競売によって法定地上権が成立するか。 ▼答え 1、土地に抵当権を設定していた場合。 (①抵当権設定後に約定利用権が発生するこ ...