ゆきっくまんの記事
論文対策|民法第128問
問題 Q、新賃貸人が賃料請求をするためには登記が必要か。 ▼答え 新賃貸人と賃借人のあいだの賃料については本来の対抗問題ではない。 しかし賃借人の賃料二重払いの危険防止のために、確実な証明として登記を ...
論文対策|民法第127問
問題 Q、賃借権に対抗力がない場合、賃貸人の地位の移転について賃借人に承諾が必要か。 ▼答え 1、賃貸人も債務を負う以上、債務引受の一般原則から承諾が必要にも思える。 2、しかし賃貸人の債務は①目的物 ...
論文対策|民法第126問
問題 Q、賃借目的物が譲渡された場合、賃貸人の地位はどうなるか。 ▼答え 1、賃借権に対抗力がある場合=新所有者に賃借権を対抗できる結果、旧所有者とのあいだの賃貸借関係は法律上当然に新賃貸人に移転し、 ...
論文対策|民法第125問
問題 Q転得者が背信的悪意者であった場合 ▼答え ①背信的悪意者排除論は特定人の背信性を理由にするのだから、相対的に判断されるべき。 ②善意者をわざと介在することで、背信的悪意者が容易に保護されてしま ...
論文対策|民法第124問
問題 Q背信的悪意者からの転得者の地位 ▼答え ①背信的悪意者も登記の欠缺を主張できないだけで、物権自体は取得しているので、転得者へ承継できる。 ②背信的悪意者排除論は特定人の背信性を理由にするのだか ...
論文対策|民法第123問
問題 Q、その例外(通行地役権について) ▼答え 1、承役地を譲渡された者は上述した第三者の要件にあてはまる。 2、しかし判例は、承役地が譲渡された場合に、承役地が通路として使用されていることが客観的 ...
論文対策|民法第122問
問題 Q悪意の者も含まれるか。 ▼答え ①条文上善意は要求されていない。 ②自由競争のもとでは悪意者も保護されるべき。 ③しかし背信的悪意者は自由競争の範囲を逸脱しており、保護の必要性はない。 ∴背信 ...
論文対策|民法第121問
問題 Q177条にいう第三者とは ▼答え 当事者及びその包括承継人以外の者であって、 (不動産物権の得喪、及び変更の)登記の欠缺を主張するにつき、正当な利益を有する者。 趣旨から。 次の ...
論文対策|民法第119問
問題 Q、不動産物権変動において、二重譲渡はどのような効果を有するか。 ▼答え 意思表示により物権変動は起こるが、不完全なものであり、対抗要件を具備することで完全な物権変動となる。 次の ...