ゆきっくまんの記事
論文対策|民法第108問
問題 Q、時効完成後の譲受人に対する権利主張に登記が必要か。 ▼答え 1、完成後であれば元所有者を起点とする二重譲渡類似の関係があるといえ、177条の第三者にあたる。 よって登記しなければ権利主張をす ...
論文対策|民法第107問
問題 Q,時効完成前の譲受人に対して権利主張するには登記が必要か。 ▼答え 譲渡が時効完成前であれば、完成時の関係は物権変動の当事者と同様であり、対抗関係にたたない。 よって時効取得者は登記なくして権 ...
論文対策|民法第106問
問題 Q、時効取得者は、権利者に対して権利主張をするのに、要するか。 ▼答え 物権変動における当事者の関係と同視できるから、対抗関係に立たず、登記は不要である。 次の問題へ > < 前の ...
論文対策|民法第105問
問題 Qその要件 ▼答え ①土地の継続的利用という外形的事実 ②それが賃借の意思に基づく事が客観的に表現されていること。 (土地所有者に中断の機会を確保する必要から。) 次の問題へ > ...
論文対策|民法第104問
問題 Q不動産賃借権を、所有権以外の財産権として時効取得できるか。 ▼答え ①他の債権と異なり、継続的給付を目的とするもの。 ②占有を不可欠の要素とする点、また機能において地上権と同様であること。 ∴ ...
論文対策|民法第103問
問題 Q自己所有物の時効取得の可否 ▼答え ①永続した事実状態の尊重、立証困難の救済の必要性は自己所有物の場合でも該当する。 ②文言が「他人の物」としたのは通常自己物について援用することが無意味と考え ...
論文対策|民法第102問
問題 Q物上保証人が被担担保債権の存在を承認した場合の効果。 ▼答え ①中断事由の対象人は債務を負うものでなければならないところ、物上保証人は債務者ではないので、被担保債権について中断はない。 ②また ...
論文対策|民法第101問
問題 Q主債務の時効完成後に、保証人が自認した後に、主債務の時効完成を(保証人が)援用できるか。 ▼答え ①保証人の援用を認めないと、主債務者が援用した場合に、求償ができない。 ②もっとも求償が不必要 ...
論文対策|民法第100問
問題 Q時効完成後の債務の承認 ▼答え 完成後の承認があれば相手方は時効を援用しないとの期待を持ち、それは保護に値する。 よって時効完成を知らなかったとしても、信義則上その後その債務について完成した時 ...
論文対策|民法第99問
問題 Q援用後に撤回できるか ▼答え ①援用は時効の効力を確定させるもの。 ②また時効制度は永続した事実状態の尊重であるから、その事実状態をなるべく保持するよう解釈すべき。 ∴不可能。 ...