ゆきっくまんの記事
論文対策|民法第58問
問題 Q、32条1項によって保護される「善意」の者は取引の片方のみでよいか。 ▼答え 取引の安全から片方のみでよいとする考えもあるが、本人の知らぬ間に財産が取得されるという性質から、本人保護をより厚く ...
論文対策|民法第57問
問題 Q、32条2項は「宣告によって財産を得たもの」は取消の場合現存利益返還で足りるとされるが、悪意者も同様か。 ▼答え 悪意者が保護される必要はないため、現存利益で済むのは善意の者に限られると解すべ ...
論文対策|民法第56問
問題 Q、胎児のあいだに母親を代理人として損賠請求できるか。 ▼答え 実際に誰が代理人となるのか、どのように権利を行使するか規定がない以上、生きて生まれた場合に遡って権利が発生することを721条は定め ...
論文対策|民法第54問
問題 Q取消し後の第三者との関係(不動産の場合。) ▼答え 1、96条3項は遡及効から第三者を保護する趣旨なので、これによって保護されるのは取消前の第三者のみ。 2、もっとも登記の公信力がないため、保 ...
論文対策|民法第53問
問題 Q第三者に登記が必要か ▼答え ①被詐欺者と第三者は前主後主の関係。 ∴登記不要。 ②被詐欺者にも一定の帰責性があるため、保護要件としての登記も不要。 (詐欺の被害者ということを考慮して、保護資 ...
論文対策|民法第52問
問題 Q「善意」とは(理由?) ▼答え ①条文の文言 (②被詐欺者よりも、過失ある第三者の方が保護に値する?) ∴無過失はいらない。 次の問題へ > < 前の問題へ
論文対策|民法第51問
問題 Q「第三者」とは ▼答え 詐欺による法律行為に基づいて取得した権利について、新たに独立した法律上の利害関係に入った第三者。 趣旨から。 次の問題へ > < 前の問題へ