平成29年(憲法)

予備試験【短答】過去問|憲法平成29年第3問|解説番号226

投稿日:

憲法226問目(予備)

問題

最高裁に照らすと、知る権利や表現の自由に関する次の記述の正誤は?


裁判の傍聴人が法廷においてメモを取ることについては、憲法第21条第1項の規定により憲法上の権利として保障されており、法廷警察権によってこれを制限又は禁止することは、公正かつ円滑な訴訟の運営の妨げとなるおそれがあるにとどまらず、訴訟の運営に具体的な支障が現実に生じている場合でなければ許されない。

詳細は▼をタップ

解答

×

解説

判例によれば、メモを取る権利は、憲法上保障されていません。なお81条に関し、「裁判を一般に公開し、裁判が公正に行われることを制度的に保障」したにすぎず、「傍聴の権利もない」としています。

参照

▼ 参考条文・判例

最大判平成元年3月8日

▼ 魔法の言葉

名言


おしゃべりこそ、最後の逃げ場。


~ゾラ・ニール・ハーストン~

次の問題へ >

< 前の問題へ

< 一覧へ >

-平成29年(憲法)
-, ,

Copyright© マイシホ , 2024 All Rights Reserved.