平成30年(憲法)

予備試験【短答】過去問|憲法平成30年第4問|解説番号267

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憲法267問目(予備)

問題

取材フィルム又はビデオテープの押収が問題となった「博多駅事件決定」(最高裁判所昭和44年11月26日大法廷決定、刑集23巻11号1490頁)、「日本テレビ事件決定」(最高裁判所平成元年1月30日第二小法廷決定、刑集43巻1号19頁)及び「TBS事件決定」(最高裁判所平成2年7月9日第二小法廷決定、刑集44巻5号421頁)に関する記述としての正誤は?


「日本テレビ事件決定」と「TBS事件決定」では、対象のビデオテープは、事件の全容を解明し犯罪の成否を判断する上でほとんど不可欠と認められるものであったのに対し、「博多駅事件決定」では、犯罪の成立は他の証拠上認められるが、事件の重要な部分の真相を明らかにする必要があるとして、取材フィルムの提出命令を適法とした。

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解答

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解説

TBS事件判決では、当該ビデオテープにつき「犯罪の成否を判断するうえで重要な証拠価値を持つもの」とされています。

参照

▼ 参考条文・判例

最大判昭和44年11月26日

最判平成元年1月30日

最判平成2年7月9日

▼ 魔法の言葉

名言


失敗を恐れるな。失敗なんてないんだ。


~マイルス・デイヴィス~

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