平成24年(憲法)

予備試験【短答】過去問|憲法平成24年第1問|解説番号39

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憲法39問目(予備)

問題

最高裁判例に照らした際の、憲法第14条第1項に関する次の記述の正誤は?


社会的身分の意味については狭義説、中間説、広義説と見解が分かれるが、最高裁判所は広義説を採用している。

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解答

解説

最大判昭和39年5月27日は、社会的身分につき「人が社会において一時的ではなしに占める地位」と広義説の立場に立っています。
なお、狭義説は「自己の意思をもってしては離れることのできない固定した地位」、中間説は「人が社会において一時的ではなく占めている地位で、自分の力ではそれから脱却できず、それについて事実上ある種の社会的評価が伴っているもの」と考えられています。

参照

▼ 参考条文・判例

最大判昭和39年5月27日

▼ 魔法の言葉

名言


いろいろ考えられる選択肢の中から、「この一手」を選ぶのは自分しかいないわけです。


~羽生善治~

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