平成24年(憲法)

予備試験【短答】過去問|憲法平成24年第8問|解説番号62

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憲法62問目(予備)

問題

最高裁判例に照らした際の、政党に関する次の記述の正誤は?


憲法は、議会制民主主義を支える不可欠の要素として、政党の存在を当然に予定している。したがって、個人だけでなく、営利法人たる株式会社や特定職業に従事する者についての強制加入団体も、社会的実在として期待される当然の行為として、政党などの政治団体に対して政治資金の寄附を行う権利能力を有する。

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解答

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解説

判例は、強制加入団体である「税理士会」が政党への金員の寄付について、構成員に協力を義務付けることはできないとしています。「寄付をするか否かは、選挙における投票の自由と表裏を成すものとして、会員各自が自主的に決定すべき事柄」であることがその理由です。

参照

▼ 参考条文・判例

最判平成8年3月19日

▼ 魔法の言葉

名言


行く手をふさがれたら、回り道で行けばいいのよ。


~メアリー・ケイ・アッシュ~

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