刑法375問目(予備)
問題
次の事例に関し、下の記述は甲に窃盗罪の従犯の成立を肯定する論拠となるか。
【事例】
甲は、乙又は乙の友人が窃盗罪を犯そうとしていることを知り、その手助けのため、乙に対し、同罪の遂行に必要な道具を貸したところ、さらに、乙はその道具を友人丙に貸し、丙がこれを用いて同罪を犯した。なお、丙には同罪の正犯が成立し、乙にはその従犯が成立するものとする。
幇助は正犯を容易にすることであるという定義からすると、幇助行為が直接的になされたか、間接的になされたかは必ずしも問われない。
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