HOME > 平成29年(刑法) > 平成29年(刑法) 予備試験【短答】過去問|刑法平成29年第4問|解説番号416 投稿日:2019年5月16日 刑法416問目(予備) 問題 わいせつ物頒布等の罪に関し、甲に()内の罪が成立するといえるか? インターネットを介した書籍販売業を営む甲は、日本語で書かれたわいせつな文書である小説を、その購入を申し込んできた日本国内在住の多数の外国人に販売したところ、いずれの外国人も日本語の読解能力に乏しく、同小説の内容を理解できなかった。(わいせつ物頒布罪) 詳細は▼をタップ 解答 ▼ 〇 解説 ▼ わいせつ物頒布罪においては、「社会的法益」が保護法益です。不特定または特定多数にわいせつ物を交付すれば、社会的法益は害されるといえますから、本件ではわいせつ物頒布罪が成立します。 参照 ▼ 参考条文・判例 175条1項 ▼ 魔法の言葉 名言 自分ならできると信じれば、もう半分は終わったようなものだ。 ~セオドア・ルーズベルト~ 次の問題へ > < 前の問題へ < 一覧へ > Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -平成29年(刑法) -予備試験, 刑法, 平成29年