平成29年(刑訴)

予備試験【短答】過去問|刑訴平成29年第16問|解説番号386

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刑訴386問目(予備)

問題

次の事例に関し、甲の勾留期間の満了日は【平成28年10月18日】であるといえるか?


【事例】
司法警察員Xは、平成28年10月1日、L地方裁判所裁判官から、被疑者を甲、罪名を傷害、有効期間を「平成28年10月8日まで」などとする逮捕状の発付を受け、同月6日午後6時、甲を逮捕した。その後、Xは、同日午後7時、甲をM警察署に引致し、司法警察員Yは、同月7日午後4時に甲を書類及び証拠物とともにL地方検察庁検察官に送致する手続をした。同日午後4時30分に送致を受けたL地方検察庁検察官は、同月8日午後3時、L地方裁判所裁判官に、逮捕事実と同じ被疑事実で甲の勾留を請求し、L地方裁判所裁判官は、同月9日午後1時、被疑者を甲、罪名を傷害、有効期間を「平成28年10月16日まで」などとする勾留状を発付した。これを受けて、司法警察員Zは、同月9日午後1時20分、同勾留状を執行し、同日午後2時、甲をM警察署に勾留した。その後、甲の勾留期間は延長されなかった。

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解答

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解説

勾留期間は「勾留請求をした日から10日間」です。そして、被疑者の利益から初日は参入されます。よって10月17日までとなります。

参照

▼ 参考条文・判例

本問に、参考情報はありません。

▼ 魔法の言葉

名言


笑いとばせるようなことを見つければいいのよ。


~マヤ・アンジェロウ~

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