平成30年(刑訴)

予備試験【短答】過去問|刑訴平成30年第21問|解説番号473

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刑訴473問目(予備)

問題

次の記述は正しいといえるか?


殺人罪の共同正犯において、実行行為者が誰であるかは、罪となるべき事実の特定に不可欠とはいえないものの、一般的に、被告人の防御にとって重要な事項であるから、検察官は、訴因に実行行為者を明示しなければならない。

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解答

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解説

訴因に実行行為者を明示する必要はありません。共同正犯は一部実行全部責任の原則が妥当しますので、「誰が実行行為者か」は必須ではないためです。

参照

▼ 参考条文・判例

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▼ 魔法の言葉

名言


進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。


~福沢諭吉~

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