平成30年(民法)

予備試験【短答】過去問|民法平成30年第3問|解説番号530

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民法530問目(予備)

問題

占有権に関し、次の記述は正しいといえるか?


Aは、Bが所有する甲土地を解除条件付でBから買い受ける旨の売買契約を締結し、当該売買契約に基づいてBから甲土地の引渡しを受けた。その後、解除条件が成就した場合、Aの甲土地に対する占有は自主占有でなくなる。

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解答

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解説

一度Aに所有権が認められ、しかも解除条件が成就した後も客観的外形的変動がありません。よってこのような場合は自主占有が続くと解されています。

参照

▼ 参考条文・判例

最判昭和60年3月28日

▼ 魔法の言葉

名言


山は西からも東からでも登れる。自分が方向を変えれば、新しい道はいくらでも開ける。


~松下幸之助~

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