平成27年(民訴)

予備試験【短答】過去問|民訴平成27年第35問|解説番号316

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民訴316問目(予備)

問題

XはYに対して、甲土地の所有権確認を求める訴え(以下「本件訴え」という。)を提起した。この場合に、次の記述は正しいといえるか?


本件訴えについて、Xの請求を棄却する判決が確定した後に、甲土地を占有するYがZに対しその占有を移転したため、XがZに対し、所有権に基づく甲土地の明渡しを請求することは、当該判決の既判力により妨げられない。

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