HOME > 平成28年(民訴) > 平成28年(民訴) 予備試験【短答】過去問|民訴平成28年第37問|解説番号399 投稿日:2019年5月16日 民訴399問目(予備) 問題 重複起訴の禁止に関し、次の記述は正しいといえるか? XのYに対する売買代金支払請求訴訟であるA訴訟とYのXに対する貸金返還請求訴訟であるB訴訟とがそれぞれ係属中に、A訴訟の被告Yが、A訴訟において、B訴訟で請求している貸金債権を自働債権とする相殺の抗弁を主張することは、許されない。 詳細は▼をタップ 解答 ▼ 〇 解説 ▼ 相殺の抗弁にも既判力が及ぶため、矛盾判決のおそれが発生します。他にも、応訴の煩、訴訟経済等の点から、重複起訴禁止の趣旨が妥当しますので、相殺の抗弁は主張できないと解されています。 参照 ▼ 参考条文・判例 準備中です ▼ 魔法の言葉 名言 人生は意義ある悲劇だ。それで美しいのだ。生き甲斐がある。 ~岡本太郎~ 次の問題へ > < 前の問題へ < 一覧へ > Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -平成28年(民訴) -予備試験, 平成28年, 民訴