平成24年(憲法)

予備試験【短答】過去問|憲法平成24年第2問|解説番号43

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憲法43問目(予備)

問題

国会議員の娘の離婚記事の出版差止めを認めた仮処分の保全異議に対する決定(東京地方裁判所平成16年3月19日決定、判例時報1865号18頁)と、その抗告審決定(東京高等裁判所平成16年3月31日決定、判例時報1865号12頁)との異同に関する次の記述の正誤は?


両決定は、損害の程度の評価をめぐって判断を異にした。抗告審は、本件記事で取り上げられた私事自体は人格に対する評価に常につながるものではないし、日常的にどうということなく見聞する情報の一つにすぎない、と判断した。

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解答

解説

控訴審ではまさに問題文のように判示しています。なお、第1審では「重大にして著しく回復困難な損害を被るおそれ」があることを認めています。

参照

▼ 参考条文・判例

東京地決平成16年3月19日
東京高決平成16年3月31日

▼ 魔法の言葉

名言


私は若かりしころ、10のことを試しても9つがうまくいかないことがわかった。そこで10倍努力した。


~バーナード・ショー~

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