平成28年(憲法)

予備試験【短答】過去問|憲法平成28年第4問|解説番号193

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憲法193問目(予備)

問題

最高裁判例に照らした際の、海外渡航の自由に関する次の記述の正誤は?


憲法第22条第1項の「公共の福祉」との文言によって直ちに広範な政策的制約が許されるものではないと考えれば、海外渡航の自由について、憲法上の根拠を同項に求めるか他の条項に求めるかによって、許される制約の程度に決定的な差異は生じない。

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解答

解説

問題文の考え方によれば、憲法の文言によって一律に制約の程度が変化するわけではありません。よって「公共の福祉」という文言がある22条を根拠にしても、必ず決定的な差が生まれるとはいえないなります。

参照

▼ 参考条文・判例

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▼ 魔法の言葉

名言


知恵とは、何に目をつぶるかを学ぶこと。


~ウィリアム・ジェームズ~

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