平成29年(民法)

予備試験【短答】過去問|民法平成29年第2問|解説番号451

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民法451問目(予備)

問題

失踪宣告に関し、次の記述は正しいといえるか?


Aの生死が7年間明らかでなかったことから、Aについて失踪宣告がされ、Aが死亡したものとみなされた後に、Aの子であるBがA所有の甲土地を遺産分割により取得した。その後、Bは、Cに甲土地を売却したが、その売却後にAの生存が判明し、Aの失踪宣告は取り消された。その売買契約の時点で、Aの生存についてBが善意であっても、Cが悪意であるときは、Cは、甲土地の所有権を取得することができない。

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解答

解説

32条1項後段の「善意」とは、行為当事者の双方が生存につき善意のことを言うと考えられています。

参照

▼ 参考条文・判例

大判昭和13年2月7日

▼ 魔法の言葉

名言


何かを約束することが大事なんだよ。実際にはその約束を守れなくてもね。人間は、希望だけで今まで生きてこられたんだから。


~ヘルマン・ブロッホ~

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