平成29年(民法)

予備試験【短答】過去問|民法平成29年第3問|解説番号456

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民法456問目(予備)

問題

時効に関し、次の記述は正しいといえるか?


主たる債務者がその債務について時効の利益を放棄した場合には、その保証人に対してもその効力を生ずる。

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解答

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解説

時効完成後は、既に保証人に時効援用の期待が発生しています。放棄はあくまで個人間の主観的意思表示にすぎないことから考えると、保証人の当該期待を保護する必要性を重視し、放棄の効果は保証人には及ばないと考えるべきです。

参照

▼ 参考条文・判例

本問に、参考情報はありません。

▼ 魔法の言葉

名言


不運ばんざい!運の女神に見放され、この世の最低の境遇に落ちたなら、あともう残るのは希望だけ、不安の種も何もない!


~シェイクスピア~

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