平成30年(民訴)

予備試験【短答】過去問|民訴平成30年第41問|解説番号569

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民訴569問目(予備)

問題

判決が確定した場合に関し、次の記述は正しいといえるか?


XがYに対して交通事故による損害賠償として1000万円の支払を求める訴訟において、400万円の限度で請求を認容する判決が確定した場合に、XがYに対してその後に同一の交通事故による損害賠償を求めて提起した訴えにおいて、前訴の事実審の口頭弁論終結時までに予見することができなかった後遺障害がその後に発生したと主張することは、前訴の確定判決の既判力に抵触し、許されない。

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解答

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解説

予見できない損害については、前訴における当事者意思からも審判範囲には含まれていないと考えられます。よって、提訴が可能です。

参照

▼ 参考条文・判例

最判昭和42年7月18日

▼ 魔法の言葉

名言


失敗とは、より賢く再挑戦するためのよい機会である。まじめな失敗は、なんら恥ではない。失敗を恐れる心の中にこそ、恥辱は住む。


~ヘンリー・フォード~

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