平成29年(刑法)

予備試験【短答】過去問|刑法平成29年第8問|解説番号439

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刑法439問目(予備)

問題

放火の罪に関し、次の記述は正しいといえるか?


甲は、乙が居住する乙所有の家屋を燃やそうと考え、同家屋の壁際に駐車されていた乙所有の自動車に放火して焼損し、同家屋への延焼の危険を生じさせたが、その火は通行人により消し止められ、同家屋に燃え移らなかった。この場合、甲には、建造物等以外放火罪のみが成立する。

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解答

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解説

乙が居住する乙所有の家屋を燃やそうと考えており、「現住建造物放火罪」の故意があります。この点からは、自動車への放火は、家屋焼損の手段に過ぎません。このような場合には、現住建造物放火未遂罪が成立します。

参照

▼ 参考条文・判例

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▼ 魔法の言葉

名言


若いときには、たくさんバカなことをするものだよ。


~ペレ~

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