平成30年(刑法)

予備試験【短答】過去問|刑法平成30年第1問|解説番号469

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刑法469問目(予備)

問題

次の事案で、甲に凶器準備集合罪が成立するか?


甲は、乙、丙及び丁が、対立するグループの者らによる車両での襲撃を察知して、相手車両に衝突させるという意図の下に、エンジンを切った状態で無人のダンプカー1台を乙方付近の路上に駐車させていることを知った。その上で、甲は、自らも乙らと共に同グループの者らの身体に対し共同して害を加える目的で乙方に赴き、乙、丙及び丁に合流した。

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解答

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解説

ダンプカーの駐車は、一般人をして凶器としての危険性を認識させるものではありません。よって、この場合には同罪は成立しないとされています。

参照

▼ 参考条文・判例

最判昭和47年3月14日

▼ 魔法の言葉

名言


チャンスが二度も扉をたたくと思うな。


~シャンフォール~

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