論文対策|行政法

論文対策|行政法第92問

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問題
Q、委任立法(法律の委任を受けて行政機関が制定する命令で、私人の権利義務の内容自体を定めるもの)の限界

▼答え

1、白紙委任は実質的な立法権を行政権に委ねることになり、憲法41条から認められない。
2、しかし福祉国家実現のためには、専門的知識、機動性に富む行政権が国民生活に介入する必要がある。
そして個別、具体的に法律が委任事項を定めていれば、実質的に立法権を委ねることにもならない。
3、よってこのような場合には委任立法も許される。


 

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