論文対策|民法

論文対策|民法第176問

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問題
Q設定者の一般債権者が差し押さえた債権に対しても、物上代位をなしえるか。

▼答え

①差押えの効力が生じた場合は、それを行使することが許されない以上、物上代位として行使することもできない。
②そして差押えの効力は差押命令の第三債務者への送達によって生じる。
③一方で抵当権は登記によって公示されるため、物上代位の対象となる債権にも効果が及ぶことが公示され、優先する。
∴差押命令の送達と、抵当権設定登記の先後で優劣が決まる。


 

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