論文対策|民法

論文対策|民法第304問

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問題
Q、では478条類推適用によって相殺が認められるか。

▼答え

1、預金者と貸付債務者が異なることから、本来相殺の要件を満たさない。
2、しかし
①現実の経済社会における、銀行が有する相殺の担保的機能への期待を保護する必要がある。
②また預金担保貸付と相殺予約、その後の相殺という一連の行為は、実質的に弁済と同視できる。
3、以上から478条類推適用によって相殺が認められることになる。


 

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