論文対策|民事訴訟法

論文対策|民事訴訟法第219問

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問題
Q、確定判決の騙取について、その既判力と反する後訴を提起することができるか。

▼答え

既判力による法的安定性の観点から、原則として許されない。
しかし
①ⅰ相手方の権利を害する意図の下に関与を妨げ、ⅱまたは虚偽の事実によって裁判所を欺罔するなどの不正な行為を行い、
②その結果ⅰ本来ありえない確定判決を取得し、かつⅱ失効したときなど
行為が著しく正義に反し、法的安定の要請を考慮してもなお容認しえないような特段の事情がある場合には、例外的に許される。


 

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