論文対策｜民事訴訟法第258問

１、これについて善意の第三者という固有の防御方法があることを理由に承継人ではないとする考えもある。
２、しかし本件で問題となる既判力は前訴原告被告間で所有権移転登記手続請求権が存在する点に生じ、この部分について争えなくなるのみである。そうであれば他の譲渡と同様に既判力が及ぶとして平仄を合わせた上で、固有の防御方法と新たに主張できると考えればよい。
（他の場合との整合性をとりつつ、実体法上の効果にも即せる。）