問題
Q、差別的取り扱いをした場合は、どのような場合でも株主平等原則の趣旨に反するか。
▼答え
1、平等原則は株主個人の利益を保護するための原則であるが、それは会社の存立という株主の共同利益の確保が前提となっている。
2、よって
①会社の企業価値がき損され,会社の利益ひいては株主の共同の利益が害されることになるような場合には,
②衡平の理念に反し,相当性を欠くものでない限り,
差別的な取扱いであったとしても、これを直ちに同原則の趣旨に反するものということはできない。
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