ゆきっくまんの記事
論文対策|民法第338問
問題 Q、賃貸借などの継続的契約について、催告が必要か。 ▼答え 1、継続的契約では当事者相互の信頼関係を基礎としている。 2、よって信頼関係を裏切り、契約関係の維持が著しく困難となるような不信行為が ...
論文対策|民法第337問
問題 Q、債務者の債務不履行の意思が明確な場合にも、催告をすることを要するか。 ▼答え 解除を背景とした催告によって翻意することも考えられるので、必要と考える。 次の問題へ > < 前の ...
論文対策|民法第336問
問題 Q、履行遅滞解除について、債務者の帰責性は必要か。 ▼答え 条文上は必要ないが、543条の履行不能の場合の均衡から、必要と解すべきである。 次の問題へ > < 前の問題へ
論文対策|民法第334問
問題 Q、他人物売買の場合はどうか。 ▼答え これについても上記と同様、未だ買主が完全な支配権を得ているか確定していないのであるから、危険は移転しておらず、債務者主義が適用される。 次の ...
論文対策|民法第333問
問題 Q、二重譲渡をした売主の帰責性なき滅失の場合、それぞれの代金債権はどうなるか。(いずれも対抗要件不具備。) ▼答え 1、これについて条文を文言通りに適用すれば、債権者主義となりそうである。 2、 ...
論文対策|民法第332問
問題 Q,特定物の物権移転等の契約において、危険の移転する時期(債権者主義となる時期)はいつからか。 ▼答え 1、判例によれば、条文の文言から契約締結時。 2、しかし目的物の支配すらしていないにも関わ ...
論文対策|民法第331問
問題 Q、その趣旨 ▼答え 存続上の牽連関係を維持することによって、双務契約における当事者の公平を図るため、原則は債務者主義。 しかし特定物・特定された種類物に関する物権の設定、移転を目的とする場合は ...
論文対策|民法第330問
問題 Q、その意義 ▼答え 反対給付が期待できない場合に、相手方の履行提供・担保提供があるまで、先履行を拒絶できるという効果。 信義則や事情変更原則がその根拠。 次の問題へ > < 前の ...
論文対策|民法第329問
問題 Q、履行の相手方が債務を履行しない意思を明確にしている場合でも、遅滞責任を負わせるには履行提供が必要か。 ▼答え 1、原則として債務の履行を求めるには、自己の履行の提供が必要。 2、しかし相手方 ...