平成23年(憲法)

予備試験【短答】過去問|憲法平成23年第5問|解説番号15

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憲法15問目(予備)

問題

最高裁判例に照らした際の、国家賠償請求権に関する次の記述の正誤は?


最高裁判所は、かつて、例え立法の内容が憲法に違反するものであっても国会議員の立法行為は国家賠償法第1条第1項の適用上当然に違法の評価を受けるものではないとしていた。しかし、最高裁判所は、その後判例を変更し、国会で議決された法律が違憲であれば国家賠償法上も違法の評価を受けることになるという立場を採るに至った。

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解答

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解説

判例は「立法内容または立法不作為が国民の憲法上の権利を違法に侵害することが明白な場合は」国賠法上違法となるとしており、常に違法とするわけではないことを明確にしています。

参照

▼ 参考条文・判例

最大判平成17年9月14日

▼ 魔法の言葉

名言


こけたら、立ちなはれ


~松下幸之助~

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