平成23年(憲法)

予備試験【短答】過去問|憲法平成23年第5問|解説番号14

投稿日:

憲法14問目(予備)

問題

最高裁判例に照らした際の、国家賠償請求権に関する次の記述の正誤は?


日本国憲法第17条は、国又は公共団体に対し損害賠償を求める権利について「法律の定めるところにより」として、その法律による具体化を予定している。これは公務員のどのような行為によりいかなる要件で賠償責任を負うかを全面的に立法府の裁量判断に委ねる趣旨であるから、このような法律の定めが同条に反することはないと解される。

詳細は▼をタップ

解答

×

解説

17条も重要な個人の人権ですから、その内容を無制限に立法府が決めることは認められません。

参照

▼ 参考条文・判例

【憲法17条】

何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は公共団体に、その賠償を求めることができる。

▼ 魔法の言葉

名言


もっとやれば、もっとできる。


~ウィリアム・ヘイズリット~

次の問題へ >

< 前の問題へ

< 一覧へ >

-平成23年(憲法)
-, ,

Copyright© マイシホ , 2024 All Rights Reserved.