平成27年(憲法)

予備試験【短答】過去問|憲法平成27年第3問|解説番号154

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憲法154問目(予備)

問題

最高裁判例に照らした際の、政教分離原則に関する次の記述の正誤は?


地方公共団体が、神社が挙行した恒例の宗教上の祭祀に際して公金を支出しても、相当数の者が社会的儀礼として行われることを望んでいれば、特定の宗教団体とのかかわり合いが相当とされる程度を超えることにはならない。

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解答

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解説

判例は、たとえ相当数の者が支出を望んでいたとしても、憲法上許されるとは限らないと判示しています。あくまでかかわり合いが相当とされる限度を超えるか否かを考えるべきであり、相当数の意見はその考慮要素にすぎません。

参照

▼ 参考条文・判例

最大判平成9年4月2日

▼ 魔法の言葉

名言


沈黙は愚者たちの美徳である。


~フランシス・ベーコン~

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