平成28年(憲法)

予備試験【短答】過去問|憲法平成28年第5問|解説番号196

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憲法196問目(予備)

問題

最高裁判例に照らした際の、学問の自由に関する次の記述の正誤は?


大学における学問の自由を保障するために伝統的に大学の自治が認められているところ、学内集会について大学の自治の保障が及ぶか否かの判断に当たって、その集会の目的や性格を考慮することは、学内で行われる活動をその思想内容に着目して規制することになり、大学の自治を認めた趣旨に抵触するから、許されない。

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解答

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解説

判例によれば、「実社会の政治的・社会的活動にあたる行為をする場合には、大学の有する特別の学問の自由と自治は享有しないといわなければならない」と判示しています。ここでは集会の目的や性格を考慮して大学の自治の保障範囲を定めています。

参照

▼ 参考条文・判例

最大判昭和38年5月22日

▼ 魔法の言葉

名言


人は、自分が考えた通りの人間になっていく。


~ブルース・リー~

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