HOME > 平成28年(憲法) > 平成28年(憲法) 予備試験【短答】過去問|憲法平成28年第6問|解説番号198 投稿日:2019年5月16日 憲法198問目(予備) 問題 最高裁判例に照らした際の、労働基本権に関する次の記述の正誤は? 公務員の争議行為の制限は国民生活全体の利益を維持増進する必要との調和の見地から合理性の認められる必要最小限度のものでなければならず、職務の性質や違いを考慮することなく公務員の争議行為を一律に禁止することは憲法上許されないとするのが判例の立場である。 詳細は▼をタップ 解答 ▼ × 解説 ▼ 判例によれば、①公務員の職務の公共性、②勤務条件法定主義、③市場による抑止力の欠如、④代償措置の存在から、一定の場合に労働権の制限が認められると判示しています。その中で職務の性質や違いを考慮はしておらず、一律の制限を認めています。 参照 ▼ 参考条文・判例 最大判昭和48年4月25日 ▼ 魔法の言葉 名言 事実は小説より奇なり。 ~バイロン~ 次の問題へ > < 前の問題へ < 一覧へ > Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -平成28年(憲法) -予備試験, 平成28年, 憲法